プロポリスはどんなもの？
プロポリスは、蜜蜂が採取した植物の樹脂などを練り合わせ、巣の中の空間の内面を内張りしたり隙間を埋めるのに使う物質です。
語源は、ラテン語のpro（＝前、防御）、ギリシャ語のpolis（＝都市）。
基本的には蜜蜂の生息環境に生育する植物の樹脂の混合物であり、その性質は採取される地域によっても大きく異なると考えられています。
プロポリスを集める性質を持つのは、木の洞などの中に営巣する閉鎖空間営巣性の蜜蜂のうち、セイヨウミツバチのみです。
亜種のニホンミツバチを含むトウヨウミツバチなどは集めません。
蜜蜂の営巣空間の隙間を埋めて密閉性をよくしたり、巣内の環境から有害な微生物を排除するための物質としての役割を果たしています。
同じく蜂産品であるローヤルゼリーやハチミツなどと違って採取できる量は非常に少なく、人為的には増量合成ができないというのが高値の理由です。
プロポリスは古くから欧米では民間薬、強壮剤として用いられ、その効果が知られています。
プロポリスの持つ殺菌性、抗酸化性、抗炎症性、抗腫瘍作用がこれまでに報告されています。
プロポリスで癌が治るという研究者もいますが、はっきりとした証明はありません。
（Wikiより）
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